月に5千枚程度、一度に1千枚程度までの使用頻度で、普通紙を折るならシルバー精工の紙折り機 Oruman MA150がぴったりです。
ミドルクラスの紙折り機 Oruman MA150
『ミドルクラス』というのは、勝手に付けたクラスです。『ライトクラス』はダーレのLF283N、月間5,000枚以上の折りに対応した紙折り機は『ヘビークラス』というふうに分けてみました。クラス毎の製品数では『ヘビークラス』が圧倒的なので、この分け方は適当でないかもしれません。
シルバー精工の紙折り機には、昨年まで生産されていたMA50とMA100の2つの紙折り機がありました。どちらも推奨使用枚数が月間5,000枚程度で、MA150と同レベルのものです。価格的には、MA150より低価格でしたので、ラインアップとしては残しておいて欲しかったのですが、MA50とMA100は二つ折り専用機なので、三つ折りや四つ折りで折る場合は、2回の運転が必要となります。しかし、二つ折りしかしないユーザーにとっては、必要な機能のみ搭載した安価な紙折り機はメリットの高いものでした。
昨年登場したライオン事務器のLF-821Nによって、これがかなりお買い得なので、シルバー精工のMA150のコストメリットがかなり低下しました。LF-821NはMA150と同様な価格帯でありながら、月間5,000枚を超える使用にも耐えるものだったのです。ここで言う『ヘビークラス』です。これがきっかけだったのでしょう、シルバー精工のMA150は値下げとなり、それに伴い、MA100の存在価値はほとんどなくなってしまいました。MA50はまだ、存在価値を持っていたと思うのですが、MA50とMA100の生産を終え、その分MA150に集中することで、MA150の値下げを実現したのだと推測します。
このように、シルバー精工の紙折り機 Oruman MA150が値下げされたことで、かなり買いやすい価格での販売ができるようになりました。月間5千枚程度まで、一度に1千枚程度までという条件に合うユーザーにはかなりの朗報です。もちろん月に5,000枚を超えたからといって使えなくなるというわけではありません。『ヘビークラス』の紙折り機に比べて『ライトクラス』の紙折り機は耐久性の面で不利であるというだけです。『ヘビークラス』の紙折り機はより堅牢に作られているといった方が正解でしょう。堅牢といっても、落としたりしたら壊れますから、説明書の注意書きは守って下さい。また、一度に1千枚程度までという条件ですが、これは連続して使用できる時間がMA150の場合、15分程度に制限されているからです。タイマーが組み込まれているわけではなく、モーターの温度によるものなので、使用している部屋の温度などの環境によって少し変動します。この15分の間に何枚折れるかというとA3二つ折りで1,500枚程度となります。A3三つ折りなら、1枚処理するのに必要な時間はやや長くなりますので、1,500枚は難しいでしょう。このことから、一度に1千枚程度までという条件を導き出しています。15分後、紙折り機は停止しますが、加熱したモーターが冷えて、運転が再開できるまで30分から1時間程度かかります。
通販タウンでは、経費で処理できる金額を意識した価格設定にて販売しております。このような面でも導入しやすい今が、買い時です。ということで、何卒よろしくお願い致します。シルバー精工の紙折り機 Oruman MA150